Effectiveness of Compensatory Approaches in Home-based Dysphagia Management
在宅嚥下障害診療の目的は嚥下障害を治癒させることではなく, 残存する嚥下機能を最大限活かし, 置かれた食事環境の中で安全に経口摂取を行うことである. 嚥下障害診療においては, 嚥下機能を正確に評価したのちに, 嚥下リハビリテーションである代償的アプローチと治療的アプローチを行う. 代償的アプローチは, 嚥下機能検査後すぐに行うことができて, 即効性がある. 今回, 禁食中の在宅嚥下障害患者に対し, 嚥下内視鏡検査後病態診断したのち, 代償的アプローチを行うことで経口摂取が開始できるかを検討した. 対象は禁食中の在宅嚥下障害患者40名とし, 嚥下内視鏡検査にて病態診断したあと, 病態に基づいた代償的アプローチを行った. 結果は, 40名中27名 (67.5%) が経口摂取を開始することができた. さらに初回往診から 6 カ月後では, 22名 (55%) が経口摂取を維持することができた. 代償的アプローチは, 初回往診時に行うことができ, 効果がすぐに現れる. また, 嚥下機能を維持または改善するための治療的アプローチを効率よく行うためにも有用であり, 在宅嚥下障害診療に必須である.
Authors
- Akihiro Sakai (ORCID: https://orcid.org/0000-0002-1068-5061)
Publication Details
- Journal
- Nippon Jibiinkoka Tokeibugeka Gakkai Kaiho(Tokyo)
- Published
- 2025-09-20
- DOI
- https://doi.org/10.3950/jibiinkotokeibu.128.9_1101
- Primary Topic
- Dysphagia Assessment and Management
- Type
- article
- Field-Weighted Citation Impact
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