最新の補聴器技術と耳鳴治療の進歩
難聴と耳鳴に対する診療は高齢化社会において重要性を増しており, 補聴器や耳鳴治療の進歩について述べる. 近年, 補聴器には人工知能を用いて, ユーザーの環境音の特定ならびに低減を行うことも可能となっている. また, アルゴリズムを用いて使用者の聴覚環境や嗜好を適応化することで, ユーザー各々に応じた個別化が行われている. さらに, 補聴器 Bluetooth によるスマートホンとの連携, 指向性マイクやノイズキャンセリング, 小型化と快適性の向上が導入され, QOL の向上に貢献している. また, 米国では Over the counter(OTC) 補聴器の有用性に関する報告も増加しており, 近い将来, 日本に進出してくるだろう. また, 補聴器を継続するためにはリハビリテーションも必須であり, その点についても述べる.
Authors
- 晶 神﨑
Publication Details
- Journal
- Nippon Jibiinkoka Tokeibugeka Gakkai Kaiho(Tokyo)
- Published
- 2025-09-20
- DOI
- https://doi.org/10.3950/jibiinkotokeibu.128.9_1097
- Primary Topic
- Hearing Loss and Rehabilitation
- Type
- article
- Field-Weighted Citation Impact
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