Coacervate Studies of Non-Sulfate Shampoos
シャンプーには, 主要成分としてカチオンポリマーとアニオン界面活性剤, 両性界面活性剤が配合されており, 使用時に水で希釈されることによって, 希薄相と濃厚相に液─液相分離, いわゆるコアセルベーションを起こすことがしられている。高分子と界面活性剤がリッチな濃厚相はコアセルベートと呼ばれ, その量と質はシャンプーの使用感と密接に関わっていることが報告されてきた。近年, シャンプーに用いられるアニオン界面活性剤は, サルフェート系からノンサルフェート系に移行しつつあるが, ノンサルフェート系シャンプーにおけるコアセルベーションの研究報告例は限られる。今回の研究では, 市販の4種のノンサルフェート系シャンプーを用い, 生成するコアセルベートの性質(生成領域, 生成量, 粒子径, ζ電位, 粘弾性)と使用感との関係を検討したので報告する。その結果, ノンサルフェート系シャンプーにおいてもコアセルベートのさまざまな性質が, シャンプーの使用感に影響を与えていることがわかった。
Authors
- H. Kamo
- Katsunori Yoshida (ORCID: https://orcid.org/0000-0003-4095-6878)
- Toshihiro Mori
Institutions
- Kitasato University (JP)
Publication Details
- Journal
- Journal of Society of Cosmetic Chemists of Japan
- Published
- 2025-06-19
- DOI
- https://doi.org/10.5107/sccj.59.88
- Primary Topic
- Proteins in Food Systems
- Type
- article
- Field-Weighted Citation Impact
- 0.00