Reactivity and Polymerization Behavior of Imidazole-Initiated Polymerization of Epoxy Resin Containing 1,4-butanediol Type Side Group
本研究では,半導体パッケージ封止剤用途への展開を目的とし,単官能の1,4-ブタンジオール型エポキシ樹脂(BDO-Ep)およびポリテトラヒドロフラン型エポキシ樹脂(PTHF-Ep)と2-エチル-4-メチルイミダゾール(2E4MZ)との反応メカニズムおよび重合性を検証した.併せてこれら樹脂とグリシジルフェニルエーテル(GPE)との共重合性についても検討した.BDO-Ep, PTHF-EpおよびGPEそれぞれに2E4MZを10 phr添加した混合物の反応追跡の結果,BDO-EpとGPEはエポキシ基の開環にともない重合が進行したが,PTHF-Epは反応時間にともないエポキシ基は開環するものの,分子量の大幅な増加は見られなかった.PTHF-Epに対し2E4MZが過剰量であったことを考慮し,添加量を2 phrに減量し,加えて反応温度の高温化による影響を検討した.10 phrより反応速度は遅くなったが,120°C, 150°Cにおいて,時間にともなって開環反応が進行し,数平均分子量Mnが若干増加した.また150°C/12 h, 180°C/12 hの反応により,SECクロマトグラムの高分子量側がややブロードとなり,120°C/12 hより重合が進行した傾向が観られた.最後にPTHF-Epと反応速度が速いGPEを併用した混合物での120°C, 150°C, 180°Cにおける反応性を追跡した結果,反応温度にかかわらずGPEの開環が優先的に進むことがわかった.反応速度は遅れるものの,PTHF-Epも徐々に開環が進行していた.また,120°C, 150°Cでは120 min反応後も重量平均分子量Mwは2000程度,分子量分布Mw/Mnは1.5以下であるのに対し,180°Cでは120 minの反応によりMwが約7000, Mw/Mnが4.8に増加しており,一部のPTHF-Epが重合していることが示唆された.
Authors
- Satomi Kawamoto
- Tomoyuki Toda (ORCID: https://orcid.org/0000-0002-2433-9442)
- Katsuhiko Takenaka
Institutions
- Nagaoka University of Technology (JP)
Publication Details
- Journal
- KAGAKU KOGAKU RONBUNSHU
- Published
- 2025-05-19
- DOI
- https://doi.org/10.1252/kakoronbunshu.51.48
- Primary Topic
- Synthesis and properties of polymers
- Type
- article
- Field-Weighted Citation Impact
- 0.00