<i>Cryptococcus Neoformans</i> Infection Presenting as Pyoderma Gangrenosum-like Ulcers
80 歳台,女性。4 年前より当院で壊疽性膿皮症にて治療中だった。プレドニゾロン(Prednisolone : PSL)20 mg/日を内服中に左側前胸部,右前腕や両側下腿に多発する血疱とびらん,潰瘍が出現した。その翌日より感冒症状が出現し Corona virus infectious disease emerged in 2019(COVID-19)感染を確認した。壊疽性膿皮症の急性増悪と考え,PSL 40 mg/日へ増量したが症状は改善しなかった。血液検査,創部/血液/髄液培養検査,病理組織像にて播種性クリプトコックス感染症と診断した。壊疽性膿皮症様の潰瘍を呈したクリプトコッカス感染症は,自験例を含めて 10 例の報告がある。いずれも免疫異常を背景とした症例であり,死の転帰をとった症例もある。加えて,自験例のように壊疽性膿皮症患者に合併した報告例はこれまでに 2 例のみであった。クリプトコックス感染症の皮膚症状と壊疽性膿皮症とを肉眼所見のみで鑑別することは困難であり,病変部からの培養検査や病理組織診断,血液検査,全身の画像診断を駆使して早期診断と治療を行うことが重要である。
Authors
- Takuya Inoue (ORCID: https://orcid.org/0000-0002-8824-1209)
- Kazunari Sugita (ORCID: https://orcid.org/0000-0002-4808-3437)
- Saeko Yanase
- K. Tanaka
Institutions
- Saga University (JP)
Publication Details
- Journal
- The Nishinihon Journal of Dermatology
- Published
- 2025-02-01
- DOI
- https://doi.org/10.2336/nishinihonhifu.87.48
- Primary Topic
- Fungal Infections and Studies
- Type
- article
- Field-Weighted Citation Impact
- 0.00